つらつら、つら

ぼーっとしてると言われるのでそのぼーっとを文字にしてみようと。たぶんそんな内容。

お題。好きな人が好きになってくれる奇跡の体感にやられました。

結婚を決めた理由はー……つらつら思い返して、文書を書いていたら、なんとなく答えがでたから先に書くと。

 

たぶん、この人しか、自分が好きと思える人が、自分のことを好いてくれているっていう状態にもうきっと、二度とならないだろうと思ったから。

 

好きな人が自分のことを好きって、なんて奇跡なんだろうと思う。

 

中高女子校で大学になって共学になって、好きな人と好きになってくれる人って違うんだ、といつもいつも思った。

わたしなんかを好きになってくれるわたしの好きな人は、この人しかもう出会えないと思った。(あ、よく自分のことを見下げてしまうのだけれど、それはするなと怒られました。わたしを好きな人に対して失礼だから、と。)

 

だから、結婚しました、はい。

まあ、第三者、はたから見たら、絶対に「赤ちゃん」だけどさ。

恥ずかしながら……いや、別に恥ずかしいじゃないんだけど。

世間に顔向けできないような、申し訳なさ、罪悪感、肩身が狭い、ちぢこまりたくなる感じ。

自分がダメな奴と思えてくるやつ。

……そういうの感じるのは息子君に対してやってはいけないことだと思うから絶対に思わないように前を向いて顔を上げてと思っているけど。

 

まあでもわたしとしては、結婚を決めた理由を「赤ちゃん」ではないと思って、考えて、上記の結果がでたんですよ。

 

わたしのいた環境が子どもを育てられる環境だったっていう幸運が繋がって、結婚出産に踏み切っただけだったのかもしれない。

けどさけどさ。

経済的な面だけみればそれならばおろすという選択肢もあったはずで。

それを選ばないで今の選択をしたのは、一生この人と一緒にいようと思って、結婚して、出産して理由は。

産みたいという本能的な母性と言ってしまえばそれまでだけど……。

 

思い返すと、する前は、この人と結婚するってどうやってわかったの? どうして決めたの?

って結婚してる人(お姉ちゃんとか)に聞きまくってたなあ。

お姉ちゃん。うん、今でも赤ちゃんの事でたくさん質問したり教えてもらったりしてるけれど、本当に、たくさん話をした。

 

勝手にお泊りしてるんだけど、親に顔見せた方がいいのかな、とか。

どの段階で同棲ってするものなのかな、とか。

お姉ちゃんは全部、お姉ちゃんなりの解答を真面目に答えてくれた。

本当にありがとうございました。。

 

昔お姉ちゃんに言われたのは、結婚って、年齢とか時期とかタイミングもあるよ、と。

 

おっしゃる通りだと思う。

だから、わたしの場合は、タイミング&この人しかわたしが好きな人でわたしのことを好いてくれる人はいないと思ったから、です。

 

付き合う前の、文章のやり取りの時間が長かった。

長文になりがちなわたしの文面に、すごく丁寧に答えてくれてた。

バカみたいな長さの文章のやり取りをしていた。

だいたい、一日に一、二通。

恋愛の感情よりも、とにかく相手に興味があった。すごい人と繋がりを持てたと思って、もっと相手の話を聞きたかった。

たくさんたくさん、文章のやり取りを重ねて、どちらからともなく、会おうってなった。会おうと約束した日はまだまだ先の話で、でもその会う日まで、ずっとやり取りは続いた。

こんな感じで、すぐに会おうって誘われず、なんとなく自分たちのことを話す、相手の話を聞く、で、ずっと文章でやり取りをしていたから、会った瞬間は、照れくさくて、不思議な感じだった。

わたしは思い出の場所とか音とか匂いとか風景とかに、弱い。

そういうもので、すごくその当時の記憶や思いが鮮明に、多少ドラマチックに体感されてしまう。

今でも、初めて会った場所、行ったところ、食べたもの、全部、消えないものとして自分の中に残っている。

 

結婚してよかったと本当に。

 

たぶんこの人しか、出会えなかったからね。