真昼の公園で日差しに焦がされながら、金と教養を推し量る。
数少ないけれど、一応ママ友がいる。
わたしの年齢に近い人もいれば、年齢が割と上(だと思う。。年齢聞いたりなんてしてないけどさ……)の人もいる。
でも、年齢が近いのに、この人とはママ友になれなそうだなあ、ちょっと話してるだけなのに疲れるなあ、という人もいれば、
子どもの年齢もがっちり合ってるわけでもないのに、すごく仲良くなれそう!!
ラインとか連絡先聞きたい!!
でも聞けない!!ふぬけだから聞けない!!!!
どうかまた公園で出会えますように!!!!!
みたいな人もいる。
考えてみたのだけれど、私はたぶん、以下項目をまず相手のママさんと話して注目しているのだ。
1、その人の服やカバン、子ども用品のブランド(子どもの身に着けているものも)
2、子どもへの接し方
3、話し方、言葉の選び方
これら、話していて受け取ることができる情報から、最大限想像と妄想をした結果、この人とは住む世界が違う(世帯年収や考え方など)と判断した結果、
この人とは合わない、とわたしは一人判決を下すみたいだ。
もちろん、子ども同士が仲良くなったら、それはもう、子ども優先なわけだから、仲良くすると思うけれど。(表面上。心は開かない=余計なことは話さない)
上の条件から、このママとはすすんで仲良くなりたい、また会いたい、できれば公園以外でも会いたい、お茶したい、公園で遊ばせて子どものご飯食べさせて、ベビーカーですやっとしてもらって、ママさんとスタバでフラペチーノ飲みたいとか思うのだ。
具体的には、まず、あまりにハイブランドばかり身に着けているお母さんは、苦手。
(ベビーカーはマクラーレンのぴかぴかのものだったり)
あと、洋服も。VERYに出てくるモデルさんのようなおしゃれなお母さんも苦手。(日差しが強くなってきたから、仕方ないのかもしれないけれど、はじめましてなのにずっとサングラスで対応とかいう人も苦手。サングラスされたら表情読めたもんじゃない。相手の出方とか距離とか、表情みて対応したいのに、それができないから困る。)
だからといって、お化粧一切せず洋服も清潔感がない(あまりにヨレヨレとか、ジャージとか)自分への手入れが皆無、の人も、ちょっと苦手。
子どもへの接し方っていうのも、まあ、言葉の選び方とかでもあるんだけど。
あまりに自分の子どもへ乱暴な言葉遣いをしてる人も、合わないなあ、と思う。
お前とか、おいとか、ばかじゃねえの、とか。
あと面倒くさそうに子どもの返事に生半可でスマホいじってる人とか。
外で公園で遊んでるときくらい、周りの目もあるから、しっかりそういう点も気を付ければよいのにと思うのであります。
このママさんは自分と同じ金銭感覚か、セレブママではないか、逆にヤンキーすぎる感じではないか、ある程度学力に重きを置いているか(私バカだからこの子もばかなのは仕方ない、高卒でいっかー☆ みたいな人はちょっと理解できない。)などを、こっそりひっそり、公園という場でお互い笑顔で他愛もない話もしながら、推理し合う、そういうことを、ほとんどのママさんたちは公園で繰り広げているのだ。
意識下で、顔には出さず。
砂場やブランコ、滑り台で、ママたちはそんな思考でいっぱいだ。
金や考え方や教養を、お互いに推し量っている。笑顔と子どもの笑い声の奥底で。
だからママ友は面倒くさい。
でも子育ては孤独なのだ。
自分は今子育てが主な仕事だ。一日の中で子育てばかりしている。
子育てについて話せる人がほしい。
だからママ友はいたほうがいい。
よって、やはり今日も公園へいく。
自分と似た感覚のママ友と出会えればいいなと思いながら。